回想録の手紙
遠くから声が聞こえた
あの鈍色の向こう響いて聞こえた
遠くへと歩いて消えてく
一緒だった人はもう先を歩いていた
最近になって気づいた自分は大した事ない人間だったって事
それ以外は別に興味ないけど
いつの間にか置いてかれている自分に腹が立った 本当に嫌になった
泣き言を言うつもりなど無いし 揺らぐ自尊心は3グラムぽっちで
誰にだってあんだよ 君だけじゃないんだよ
だから諦めないで
まだ諦めないで
さあ行こう あの時と変わらずに
足元見ながら川沿いをずっと
たわいのない日々繰り返しながら今日も
手を握り顰めて
さあ行こう 継ぎ接ぎだらけの絵画を
色づけるように世界を見てみたいな
たわいのない日々才能にペン持たせて
笑ってでも歩こうか
さあ行こう あの時と変わらずに
たわいのない僕だけど