日常と非日常の生活。

日常の事象、非日常の現象を書いていきます

sugarless dream

春は終わって夏が来た いつも通り暑いだけの

今年は別になんの予定もない

昨日は隣駅で花火大会があったらしい

 

美術館でも行ってさ 少し気分を紛らわそうか

ちょっと涼しいだろうしね。

約束して胸が 少しふわり宙に浮く

君と歩くのが目的だったりして

 

意味もなく話しかけてみた

すると君は歯を見せて笑って

嫌な顔一つせず相槌打つ

恋は初夏に攫われていった

フィルムが写し出す僕をもっと一緒にいさせて

 

 

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spring has girl

約束の朝に浮かんだわたしは

寝起きに全てが夢だと枕元に投げつける

曇った心は 愛は足元に

無造作に転がったまま

何も出来ない まともに生きれない

 

あなたはここで私を置いていくの

それは正しい答えだとしても

辛くもどかしい日々は続く

わたしはこうしてまたいつもの生活を過ごす

桜は散ってしまった

同じように過ぎた、春

 

風は空気を運んであなたは涙して言うんだ

「また明日ねバイバイ」

それで良かったのかな?

空がわたしを焦がして 風が香りを飛ばした

何もかもが好きになったあの夜に

戻してくれよ

 

後悔の夜に蹲ったわたしは

下がっていった体温に 悲しいと思う事もなくなって

それはなんとなく あおい春の間違いって

馬鹿みたいだって思った

それだけさ

 

雲は空虚を運んで くだらない事を話すんだ

「この話前もしたの覚えている?」

「・・・・・・(忘れちゃいないよ)」

星は涙で観えなくて 花は夜風に盗まれた

最後まで笑って過ごしたあの夜に さよならも言えぬまま

 

『何日目だっけ』

『僕は』

『・・・』

『風』

 

風は空気を運んで あなたは笑ったまま言うんだ

「これからもよろしくねって」

それで良かったのかな

空がわたしを焦がして 風があなたに触れてった

失って数えだした 十日目の春。

 

明日にはきっと何も無いって 気づいて泣くだけの日々

ずっと黙って笑ってたんだよ

昨日で僕らさよならだなんて言いたくないさ

また寒い中手を繋ぐ日に

戻してくれよ!

 

ない、ない

君はいない

僕の隣にはもういない。

バイバイ

日々は今

春風と舞ってゆく。

 

 

なんとなく好きだった、あなたの髪や肌さえも、今ではとても愛おしく思うように。

 

なんとなく好きだった春を、嫌いになってしまうように。

 

風たちは好きだった思い出も、 愛していた人や旅人のような感情も、 まるで季節を触るかのように。

 

一回きりの間違いも声を殺した綺麗な夜でさえも、移り変わる季節と道連れに静かに果ててゆく。

 

ごめんねとしか言えず、幾日も経った。 言葉は喉を詰まり心は謐に錆びてゆく。

やがて消えてゆく、夢のようだったと錯覚する。

簡単な事や些細な事も、過ぎてしまっては二度と手に入る事はなく後悔に泣く。

春は戻らない。

 

思い出したくない記憶の海の中を泳いでいる。素敵な思い出だった。

今となっては悔やむ事の多さに嫌気が差すし、 思い出した途端にわたしは、

自分に吐いてきた数々の嘘を上から嘘で塗り替えてしまうような気がしてしまい畏怖している。

 

何もかもを放り投げてやりたいと思っていたら本当に手からすり抜けてしまった

そんな事もあったな、と思いながら飯を食っては 眠るを繰り返し、何も変わらない毎日を過ごした。

けれどもふと、ベッドに横になりいざ眠ろうとしたその時、度々新鮮で明瞭なワンシーンが脳裏をよぎる。

まるで呼吸を意識の内に入れてしまったような、 自分の記憶の断片に眠りを妨げられてしまう日々。

目を瞑っても意味はないのに、わたしはその息苦しい中で今日も眠るんだ。

 

 

「さよなら」

 

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Jeudi

白地図の上に二人 息を飲む

僕らは淘汰

明日は訪れる運命

くだらない話をしよう

ここだけの嘘や本当の笑い話も

全部

あの夜に落ちていった飛行船

僕らみたいだ

あの夜を覚えているかい

二人抱き合った夜を

 

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十二月の街

時間は過ぎて眠れずにいる 僕たちはまだ

夜が明けるよ 朝が来るよ

十二月の街に

 

冷徹な朝が やがて声をかけにくる

僕を訪れる

凛として静かに 僕はただ迎える

誰よりも早く

 

冷えた手足を携えてなお 人と同じ事をしようとしている

夜が明けるその前に

十二月の街に

 

燻んだ指先 乾いた唇

今年もまた変わっちゃいないんだな

雲が晴れるその前に僕は

十二月の街に

 

時間は過ぎて眠れずにいる 僕たちはまだ

まだ

夜が明けるよ 朝が来るよ

十二月の街に

 

十二月の街に

blueberry girl

遊歩道歩く帰り道途中で見つけた名も無き姿 優しい目をしていた

下北高架線潜ってふわり隘路を歩いてみた 君の町が少し思い出させるんだ

 

ありえない風に吹かれて気化したあの娘は

文学的推敲に身を任せて踊っていた

ありえない風に苛まれ戸惑う僕は

文学的思想を読み進めては迷った

ありえない風に吹かれて笑ったあの娘は

文学的思考に口を開けて笑った

ありえない風に吹かれて気化したあの子は

波風に声を奪われて死んだ

死んだ

 

夕暮れ伸びる影一つ手のひらの中に吸い込まれた 繋いだ左手の中

下北小田急乗り換えて二人町を出てこうとした 

 

『誰かのジオラマの中で生きている感覚がした』

 

ねぇ、私のこと覚えている?夜の淵を駆け巡った事

あぁ、あの後考えたんだ今までを全部本にするって

僕は大胆にそう答えた

 

ありえない風に吹かれて気化したあの娘は

文学的推敲に身を任せて踊っていた

ありえない風に吹かれて気化したあの娘は

青い青い青いあの娘は

波風に漂って空に浮いた 

空を飛んだ 空を切った

風に吹かれた